柚木沙弥郎の染色品、フィンランドのクラフト・絵本他、こだわりの店

とうとうお盆休みも終わってしまいました。皆様は、どのような夏休みを過ごされたでしょうか？今年から、公立中学に通う次女の夏休みが1週間短くなって、 25日には2学期が始まります。毎年、この時期になるといつも何かし残したことがあるような気がして落ち着かず、私にとってはいやな時節です。


またまた間が開いてしまいました。まずは、近況から。

8月は、例年営業時間等が変則になり、12時から19時営業。毎土・日が定休となります。もし、ご来店くださるのでしたら、今月のみ、ご注意ください。と言ってもあと10日あまりですが・・・。

今、店では、恒例のフィンランドの絵本のセールを開催中です。直接輸入していると印刷ミスのもの、また、輸送中に傷ついてしまったものなど、だんだ ん、たまってまいります。また、取り寄せてから初めて好みの本ではなかったことに気が付くこともあります。そのような本を特価でお分けする催しです。（9 月6日まで）

しかし、特価でといっても私どもがフィンランドの本を取り扱うようになった時に比べ、ユーロは毎年高くなっており、その上また、本の現地値段も値上 がりしているため定価も上げざるを得ないのが現状ですので、事情をご存じないとそれほど｢安い」とは感じられないかもしれません。もともとフィンランドの 本は｢高い｣のです。

私どもが初めてフィンランドの本を輸入してから、５～６年あまり経ちました。当初１ユーロは１１０円あまりでしたが、今では、１６０円から１７０円 の間となりました。それだけでも既に４２％くらい値上がりしている計算になります。その上、先ほども言いましたが、現地の値段も上がっているため、以前と 同じように計算すると、｢えっ？！このボリュームでこんなに高いの？？！！｣と、愕然とすることが最近しばしばです。今年の１２月は、例年どうり、フィン ランドの絵本展を開催するつもりではおりますが、いつまでもは続けられない、と夫が嘆いております。本当に残念です。

で、セールに戻りますが、中には、当初の値付けのままの比較的安いものもございますし、文章主体の本などは、もともと「絵の本を」と思って集めてお りますため選定外となり、特に割引率が高くなりますので、目下フィンランド語勉強中、という方には、役に立つ本を見つけるチャンスかもしれません。

まだまだ、暑い日が続きますが、もし渋谷本面にお出かけの機会がございましたら、ぜひお立ち寄りくださいませ。