CRAFT SPACE わのBLOG

2009年12月 記事一覧

2009年12月22日 00:05

一昨日、カンテレの実演がありました。   11.JPG実演してくださったのは、みどりさんとなつこさん。二人は、日本にカンテレを初めて紹介し、現在も有数のカンテレ奏者として活躍していらっしゃる はざた雅子さんのお弟子さんです。

みどりさんとは、彼女が学生だった頃から、フィンランドの絵本関係の資料のまとめを手伝っていただいたり、抄訳の一部をお願いしたり、というご縁がありました。最近、カンテレに熱心だというお話を伺っていましたので、声をかけてみたら、快く応じてくださいました。

フィンランドの民族楽器カンテレとは、どんな楽器?どんな音がするの?どんなメロディを奏でるの? 等々、軽い気持ちで、企画したイヴェントです。計画したからには、お客様に来ていただかなければと、DMには、もちろん、この絵本展の紹介をお願いした先々にも宣伝しました。その結果、問い合わせを何件か頂くようになり、にわかに、途中から不安になってきました。なぜなら、演奏のために別に場所を用意するわけではなく、いつもの店内で、店の陳列もそのままの状態の中での実演です。狭い店内、せいぜい30人くらいが限度でしょう。もし、それ以上のお客様がいらしたら・・・?

全体1.JPG不安なまま迎えた当日、1時を過ぎた頃から、お客様が見え始め、開演時間の2時には、店内には、大勢のお客様がいらっしゃいましたが、うまい具合に、それ以上増えることもなく、無事に演奏会を進めることが出来ました。
生のカンテレの音はとてもデリケートで、ざわざわしているとよく聞こえません。お集まりくださった方々は、約20分あまりの時間、立ったまま、静かに熱心に聞いてくださいました。

 

フィンランドの叙事詩カレヴァラに登場する最初のカンテレは、魚のあごの骨に弦を張ったもの。それが戦いの中なくなってしまい、変わりに白樺の木の枠に乙女の髪の毛を張って作ったものが、現在のカンテレの原型になったとか。

 

kunnas.JPG     Mauri Kunnas

kunnas2.JPG(「犬のカレヴァラ」からカンテレを奏でるヴァイナモイネン)

左:2010年カレンダー

演奏内容は、フィンランドの民謡などフィンランドオリジナルの曲目とクリスマスソングを交互に聴かせてくださいました。澄んだ、とても優しい、きれいな音色でした。

 

ここで、再現できないのが残念ですが、とても興味深く、素敵なコンサートだったことをお知らせいたします。演奏してくださったお二人と聴きにいらしてくださった皆様に心より御礼申し上げます。

 

22.JPG  44.JPG 55.JPG


2009年12月 3日 03:32

会が終了してから、ご紹介するのもおかしいですが、いろいろな事情で会期中
間に合わなかった、という言い訳をしつつ、もう少し、今回の展示作品をご紹介
します。今回は、数物です。

2.JPG  1.JPG 左:各色 ¥6,300

 

 右:左端 ¥15,750 

   中・右 各¥7,350

 

   

蓋付き.JPG シャーベットグラス2.JPG 

 


 

  
        小皿:¥6,300   
蓋付碗:¥10,500 
シャーベットグラス:¥7,350
  


小鉢.JPG 小鉢3.JPG左から
 
波口線巻小鉢 ¥7,350
あられ小鉢   ¥5,250
線巻小鉢    ¥6,300
くもの巣中鉢  ¥8,400
モール小鉢   ¥5,250

 

線巻皿.JPG耳付線巻皿 ¥7,350

 

     ご興味がありましたら、是非、お問い合わせくださいませ。
     12月5日(土)午後4時まででしたら、対応できます。
       tel/fax  03-3797-3567  info@craftspace-wa.com

 


2009年12月 3日 01:53

昨日、最終日を迎えました。あっという間の12日間でした。
期間中、ご遠方からも、大勢お出かけ頂き、大変ありがとうございました。

 

このたび、お問い合わせが多かったものには、吊り花瓶がありました。
最近、雑誌「クロワッサン」に紹介されたことによる反響のようです。

 

吊り花瓶.JPG先生のところへも、お問い合わせがあったため、
急遽、5種類の吊り花瓶を加えてくださいました。

 

中央の瓢形は、¥21,000
他4形は、各¥42,000

 

今回、先生の古くからのご友人でファンの方が
先生の器に添えるために草花を用意してくださった
のですが、先生のガラスには、自然の山野草が
良く合うと再認識しました

 

 

4.JPG青々した草も、きっと美しいでしょうが、冬枯れで色の変わった
草を生けるのも一興です。右は、ホトトギスの花が咲いたあと
だそうで、少しアングルが悪いですが、器と本当に良く合って
いました。

お手持ちの舩木ガラスに紅葉した枝など挿してご覧になって
見てください。