永井さんから記事が寄せられたのは、少し前で、ちょっと季節がずれてしまいました。
ごめんなさい。
自転車のこと
春本番はまだかなと、待ち遠しい日が続いています(とくに東北地方に春が来てほしいですね)。フィンランドでも被災地への募金が各地で集められたりしているようです。
さて、春といえばフィンランドでは自転車シーズン到来です。冬でも郵便配達の職員さんはヘルシンキでは自転車に乗っていましたが、やっぱり春が来てやっと楽しめるのが自転車です。フィンランドでは自転車用のヘルメットをちゃんとつけて、曲がるときは曲がりたい方向の手を横へ出すなど、なにかこうきちんとした感がありました。道は歩道と自転車道に、真ん中に線をひっぱってあって分かれているので、道を歩いていてもハラハラ感がないところが気に入っていました。でも最初の頃は、よく自転車道を歩いてしまっていて何度注意されたことか・・・。余談ですが、逆に日本では普通にできていた狭い歩道での自転車のかわし方が、フィンランドから帰ってくるとできなくなっていました。また日本式に戻るのもけっこう大変でした~。
フィンランドでは、自転車は私にとって高嶺の花でした。フィンランド国産の自転車(Helkama ヘルカマ社)のものが一番出回っているようで、色とりどりで形もあそび心があるものから硬派なものまであってとっても素敵なのですが、値段は・・・これまたなかなかのものがありました。リサイクルセンターで自転車は売られていたのですが、私の身長と足の長さに合うものはなく・・・。
いつか白樺の新緑がキラキラしている頃に、Helkama自転車でサイクリングしてみたいものです。 永井涼子
■コメントする