CRAFT SPACE わのBLOG

催しのご案内の最近のブログ記事

2015年4月28日 02:56

現在、渋谷の実店舗では、一昨年12月に開催したMexico の Folk Craft 展の第2弾として上記の催しを開催しております。


大変遅くなりましたが、展示の様子をお目に掛けたくて、久々にブログを更新しました。

今回は、メキシコの工芸品に限らず周辺のラテンアメリカ諸国の物、およびラテン由来のスペインなどの
古い陶器なども併せて販売しております。

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2014年10月 8日 03:12

永年、柚木沙弥郎が夢に描き、準備してきたパリ展が8日より実現しました。

92歳になって、長時間飛行機に乗らなければならない旅は、少々不安でしたが、元気に旅立ち、現地からの写真も送られてきました。

色彩の舞い
2014年10月8日(木)~2015年1月12日(日)
フランス国立ギメ東洋美術館 日本フロア特別展示室

La Danse des formes
  Textiles de Samiro Yunoki
                                               
__3.JPGのサムネール画像
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2010年6月17日 02:03

今回は、工房のご協力の元、さまざまな手法による銅版画ができました。その中には、2007年にMMGの工房での最後の仕事としてご紹介したカーボランダムもあります。

2007年の作品は、版も大きく、また初めてということもあり、全体に荒々しい感じに仕上がりました。今回のは、手馴れたのか前回よりずっと柚木らしい作品になったと思います。

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2010年6月16日 10:51

odoru.JPG今回展示している版画作品は、全て、今年の春制作したもの。最新作です。
前回、制作させていただいた工房はクローズしてしまったので、別の工房での制作ですが、やはり、銅板の版作り(エッチング他、効果を出すさまざまな技法について)と摺る工程は、その工房のご主人の手助けを頂いての制作です。(samiro.net の雑記帳 6月9日

ドライポイントの版の制作には、ニードルで銅板に線を彫っていくのが、思いのほか力が要り、力加減が思うようにいかず、予定外のところにニードルがすべってしまった、とか、円を彫るのに、ともかく、ニードルの先に集中し夢中で線を彫っていたら、出発点からずれてしまった、とか、いろいろ予期せぬことがあったようですが、それらがまた、柚木らしい画像を作り出していると思います。

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2010年6月10日 11:05

DSCN0027.JPGトミ・ウンゲラー(Tomi Ungerer   1931-)については、詳しくご存知の方もきっと多いと思います。 フランスのストラスブールで生まれ、1950年代にアメリカに移住し、画家・漫画家・絵本作家として幅広く、現在も活躍中。その独特なブラックユーモアにあふれた数々の作品は、多くの芸術家たちに影響をあたえています。

ストラスブールには、ウンゲラーのコレクションを集めた美術館があり、柚木がフランスに行った時、そこで展示されているこの可愛いブリキの船を見つけたそうです。

前回の染布の時と同様、柚木はスケッチしました。この長いタイトルのついた版画は、そのスケッチを元に制作されたものです。

余談ですが、柚木が住んでいる町の名前は、富ヶ谷です。トミと富ヶ谷の富が重なって、親近感を覚えます。病床の母を慰めた姪(母にとっては孫)手作りのクマのぬいぐるみも富ヶ谷から取ってトミーという名でした。


2010年6月 9日 23:54

B.JPGのサムネール画像今回の展覧会に展示した染布は、この会のために新たに染めたものではありますが、新作―つまり、新しい図案で、型を彫って染めたもの―では、ありません。

萌木会がまだ活動していた頃は、毎年、夏前に服地展があり、そのために新しい型を10枚近く彫っていました。

柚木が萌木会に参加したのがいつだったのか、その後、会が解散するまでずっとそうでしたから、膨大な量の染布を制作していたことになります。実際、最盛期には、仕事場の棚には、たくさんの型紙がありました。しかし、その後、家の立替もあり、また、繰り返しの制作ですっかり傷んでしまったものもあり、かなりのものを処分してしまったようです。

今回、広巾全盛だった頃の様子を再現したくて、使える型紙を探しました。一見大丈夫そうに見えて、古いものは、紗が弱っていて、糊を置くと、裂けてしまうなど、なかなか難しかったです。ですので、比較的最近の型が多くなりました。

柚木の長年の染物の仕事を見ていると、ファブリックとして制作している布については、具象的な模様は初期のものに多くありますが、後には、圧倒的に幾何学模様になっているように思います。

今回、汽車の模様の可愛い染布が展示されています。
他とあまりに違うので、柚木に聞いてみたら、1967年の作で、モチーフになっているのは、スペインで見たブリキのおもちゃなのだそうです。この年、初めてヨーロッパ旅行をしました。旅行するといつでもそうですが、たくさんのスケッチをします。写真も撮影しますが、本当に記憶に残したいものはスケッチをしているように思えます。バルセロナのスペイン村で見かけたブリキのおもちゃたち。「厚みがなくて、平らだから、台がないと立たないんだよ。」まるで、目の前にそのおもちゃが見えてくるような話方は、スケッチをしたからこそなのでしょう。

A.JPGのサムネール画像


2010年6月 8日 00:34

tate.JPGのサムネール画像のサムネール画像 DSCN0010.JPG   ニュースを配信する間もなく、本会は始まってしまいました。
気がつけば既に6日経過しております。

せっかくHPもリニューアルしたのに、相変わらず更新が遅くて、情報源としてはいつも2・3歩遅れた発信で申し訳ありません。

今回は、柚木が春頃から打ち込んだ銅版画のご紹介がメインですが、、型染作家としての柚木の仕事もお見せしたくて、このような形となりました。
無彩色の版画と色鮮やかな染布との取り合わせが、なかなか美しいと自己満足しています。

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2009年11月28日 02:40

今回の舩木展で、どのような作品が並んでいるのか、
一部をご紹介します。

左端 筋紋鶴首花瓶 h:29.5cm ¥126,000
中奥 くもの巣花瓶  h:23.5cm ¥105,000

中手前 モール蓋物  h:15cm   ¥31,500
右端 縞紋深鉢 h:10cm Ф:20cm ¥105,000

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左:首紐飾モール花瓶
    h:20.5cm  ¥26,250

右:二重丸プラント小花瓶
    h:16cm  ¥31,500

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左:縞紋モール花瓶 h:22cm  ¥84,000

中:紐飾モール花瓶 h:20.5cm ¥26,250

右:モール花瓶    h:22.5cm ¥63,000

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左:垂描渦巻紋花瓶  h:22.5cm  ¥126,000

 

価格は、全て消費税込です。

 

ご興味がありましたら、是非、お問い合わせくださいませ


2009年11月28日 01:57

舩木展の初日、2日目には、先生も奥様とご一緒に会場に詰めてくださり
大勢のお客様をお迎えしました。

うわさに聞いていたデパートでの個展の初日のような混乱もなく
先生と談笑したり、作品を眺めたり、それぞれに楽しんでいただけた
と思います。先生御夫妻にお会いするためにご遠方からも、大勢
お見えになりました。

近くで拝見していると、皆様本当に楽しみにしていらっしゃったご様子で、
先生は、どなたにも気さくに応じられ近くで拝見して、改めて、先生の
お人柄にも惹かれました。
舩木ファンの皆さんは、作品ばかりでなく、舩木倭帆先生という人のファン
でもある事がよくわかりました。

作品展の開催は、作家に間近に接することが出来、そのお人柄に触れたり
また、専門の方ならではのお話を伺えるので、準備等の苦労はあるものの、
これは役得。私どもの喜びでもあります。

もっと早いうちに、ブログにすれば良かったのですが、もう早、1週間たって
しまいました。後、数日だと思うと、お名残惜しいです。

 

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2009年6月25日 11:51

この展示会のために、たまりにたまったものを片付け(これが一番大変でしたが)たり、額を発注したり、作品を移動したり、と、いつもの事ながら、ばたばたどうにか無事に初日にこぎつけることができました。


そして、気がついたら、もう、最終日まで4日となりました。
会期としては、十分すぎるくらい長いと思いますが、気持ちの上では、あっという間。今年は、私どもが店を開いて25周年目を迎えたのですが、その25年間もあっという間です。

初日から、大勢の方がお見えくださり、柚木の最新作の絵を楽しんでいただきました。HPに会場風景をアップしましたので、ご覧ください。

あと、4日しかないと思うとお名残惜しいですが、もし、ご興味がありましたら、28日までですので、どうぞお出かけください。28日までは、全作品ご覧いただけます。

但し、28日は日曜日のため営業時間が変則となり、午後1時から6時までですので、お出かけの節はご注意くださいませ。