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エルッキ・タントゥの蔵書票 Erkki Tantun exlibristaide

販売価格(税込) 4,937 円
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絵:Erkki Tantu
文:Markku Tanttu
216×302mm 56頁
2005年 
SKS刊

 蔵書票、エクス-リブリス=蔵書の表紙・見返しなどに貼りつけて、その所蔵者を示すための、印刷した小票。(『広辞苑』第五版より)
 もっとも小さいサイズの芸術とも表される蔵書票。エルッキ・タントゥは1929年から1983年の長きにわたって実に197種類もの蔵書票を描きました。その内のおよそ三分の一の作品が、一部下絵と共に納められています。蔵書票を作ることに精力的に取り組んだのは、タントゥだけでなく、カレヴァラを描いたことで有名なアクセリ・ガッレン=カッレラもその一人。タントゥの蔵書票作りも、他の芸術家たち同様、まず自分のために作り、その後、身近な知人たちに作り、やがて依頼が舞い込むようになったようです。
 タントゥの長い蔵書票製作史をひも解くと、第二次世界大戦が終わるまではあまり多くは作っておりません。しかし、平和が訪れるとともに数は急増。1960年代には、時のフィンランド共和国第八代ウルホ・ケッコネン大統領(在位1956年~1982年)から、独立記念日のパーティ会場で蔵書票の作成を依頼されています。ケッコネン大統領のための蔵書票作りは、なかなか直接本人との面会が実現しないなどもあり、かなり難航した模様です。また、タントゥが渡したデザインがお気に召さなかったのかと幾つもの違ったデザインを描き出し、併せて20近くの下書きが残っているといいます(15~19ページ)。
 「私の蔵書」を示すための蔵書票。この小さな自分のためだけの芸術作品に魅了される書籍です。

〔上山 美保子〕

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