わのフィンランド

Erkki Tanttu

エルッキ・タントゥ
Erkki Tanttu

1907年10月3日ヴィーブリ(旧フィンランド領カレリア地方)生まれ
1955年5月5日ヘルシンキ没

イラストレーター、グラフィックデザイナー、コミック画、風刺画家。絵画を学校で学んだことはなく、独学。出版社(WSOY)に就職し、グラフィックデザイナーという仕事を現場で学び、イラストやグラフィックの仕事に興味を持つようになる。その後、働きながら現在のヘルシンキ芸術大学で学ぶ。ただし、大学には2年ほどしか通っておらず「学校にあまり長く通わずに済んだことは幸運だった。おそらくもっと長い間通っていれば自分らしさを失っていただろう。」と後に回想している。その後、雑誌社に移りイラストレーターなどとして働き、海外留学もするが、第二次世界大戦後、担当していた雑誌が廃刊になったこともあり、以降フリーのイラストレーターとして独立する。

タントゥは、カレヴァラをはじめとする本の挿絵(約80作品)や雑誌の表紙やイラスト、蔵書票(197名分)を数多く手がけたが、中でももっとも好んで取り組んでいた仕事は、フィンランドの格言をイラストに表すことであった。格言にイラストをつけた作品は、実に800枚以上で出版された本も11冊を数えている。

(上山美保子)

Erkki Tanttuの作品