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ホビット ゆきて帰りし物語 Hobitti eli sinne ja takaisin

販売価格(税込) 6,076 円
在庫なし

絵:Tove Jansson
文:J.R.R. Tolkien
訳: Kersti Juva
173×245cm 332頁
(1962年)2004年
WSOY刊

《版元在庫切れ》

この本は長編『指輪物語』へ続いていくはじめの物語です。ホビット小人(魔法を持たない小人、おいしいご飯とお客さんを呼んでお祝いをしたりするのが大好き)ビルボ・レプリは魔法使いガンダルフに見出され、13人のドワーフ小人と一緒に危険な冒険に旅立つのです。目的は大昔、龍のスマウグが盗んだ小人たちの宝を取り返すことでした。そしてビルボは"指輪の中の指輪"を見つけ出し、それが後に宿命的に中つ国へ、国民を巻き込んでいくのです。はじめビルボは 大抵の仲間のホビットと同じように冒険より家でゆっくりしていたいと望む普通の小人でした。しかし、冒険を続けていく中で彼の先祖がそうであったように勇士として成長していくのです。 作者トールキンはオックスフォードで教鞭を取る言語学者であり、また4人の子供の父親でありました。彼が自分の子供たちのために語っていたこの作品は現在では世界中で読みつがれ、若い世代の精神的な糧となっています。 国によって、挿絵が異なることも魅力の一つに加えられると思います。フィンランドではトーヴェ・ヤンソンがトールキンの世界をあらわしました。 トールキンとトーヴェの魅力が見事に合わさったようです。 (永井涼子)

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