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からすの木 Tytto ja naakkapuu

販売価格(税込) 3,755 円
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絵:Kristiina Louhi
文:Riitta Jalonen
236×261mm 48頁
2004年
TAMMI刊

からすたちは、駅のそばの木々のこずえをねぐらにしています。お母さんが駅で列車のきっぷを買っているあいだ、少女はひとりで、木々の枝にとまる鳥の群れを見上げています。お父さんが死んでしまって、お母さんとふたりきり、知らない遠いところへ引っ越していく少女。冷たいみぞれのぱらつく、晩秋のフィンランドです。からすたちがいっせいに飛び立ちます。戻ってくるといいんだけど。木も待っているわ。でも、もしからすが、飛んでいるうちに死んでしまったら…物語は静かに、少女のモノローグで進行します。お父さんとの大切な思い出が、つぎつぎと少女の心に浮かんできます。「木だって、おぼえているんだわ、からすのことも、わたしのことも。からすだって、おぼえているわ。木の心臓の音が聞こえる。お父さんにも聞こえている。空の上でお父さんがからすたちにきっと言っているわ、戻っていくんだよ、女の子も木も待っているよって」新しい土地へのきっぷを手にしたお母さんが駅から出てくると、少女はお母さんのところへ、片足でとびはねていきます。20歩以下であそこまで行けたら、きっと新しいところでも仲良しのお友だちができるわ。お母さんが一緒にかぞえてくれて、14歩目で少女はお母さんの前に立っていました。クリスティーナ・ロウヒの絵は暖かく、やわらかいトーンは少女の気持ちにそっと寄り添うようです。本書は、2004年のフィンランディア・ジュニア賞受賞作です。 (古市真由美)

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