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わたしとママと夏雪草 Mina, aiti ja tunturiharkki

販売価格(税込) 3,755 円
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絵:Kristiina Louhi
文:Riitta Jalonen
238×26mm 48頁
2005年 
TAMMI刊

夏休み、少女サリはママと小旅行に出ます。ママの運転する車で北へ向かうふたりの目的地は、北極海に面したノルウェーの山。ママが子どものころ、家族と休暇を過ごした場所です。ときに道に迷いながら進むふたりの前に、ラップランドの自然が広がります。北極圏に特有の背の低いシラカバ、たれこめる霧、国境の大きな川、つらなる山々、先住民族が祈りを捧げたという巨大な岩の柱、そして北極海。
ママのリュックには大切な荷物が入っていました。ずっと額に入ってリビングに飾られていた、ナツユキソウの押し花です。小さかったママがノルウェーの山でこの花を摘んだとき、花に約束したのです。「いつかきっと、この場所へ帰してあげる」と…。
アルタという土地には、何千年も前に岩に刻まれた絵がありました。大きな鹿のおなかの中に、小さな鹿が描いてある絵を見て、「古い写真の、ママとわたしみたい」とサリは思います。大きなおなかのママと、まだ生まれていないサリ。いつか土に帰っていくもの、いつまでも変わらないもの、それらすべてを包み込む時間の流れを、サリは感じます。
本書は、2004年のフィンランディア・ジュニア賞を受賞した絵本Tyttö ja naakkapuu(“からすの木”)の続編です。前作は、父親をなくしたばかりの少女の心情を描いた作品でしたが、本書の物語は前作からは完全に独立しているので、この本だけでも楽しめます。
北極圏の厳しい自然を描いた挿し絵の中で、サリの着ている黄色い上着が、明るく光っています。なお「ナツユキソウ」は、実際にはこの本に登場する植物tunturihärkki(トゥントゥリハルッキ)の、近種の花の名です。北欧に咲くtunturihärkkiの画像がこちらのサイトで見られます。
http://hem.bredband.net/jorjal/ruijan_kasveja/sivut/Cerastium_alpinum.htm
(古市真由美)

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