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わのフィンランド > 本 Book > 絵本 > Julia Vuori
絵:Julia Vuori
文:Kirsi Kunnas
136×241mm 80頁
1992年
(1991年)2001年
WSOY刊
「小さすぎる人でなく、大きすぎる人でもなく、"ペッパーのとだな"を持っているすべての人に」向けて書かれた、楽しく美しい詩の本です。キルシ・クンナスの子どもの詩は、ことばの持つ音の面白さを存分に生かした、ユーモアあふれるものばかりです。この本の詩はどれも、まるでペッパーミルのように、つねにフレッシュな「ことばのよろこび」を生み出しつづけるパワーを持っています。ペッパーミルの隠されているとだながあるのは、ほんのすこしだけ手を伸ばせば届くところ。この本を開けば、あなたもペッパーミルを手にすることができるのです。挿し絵のユリア・ヴオリは、色彩の豊かな美しいイラストで人気を集めている画家です。ただ可愛らしいだけではない、ユーモアのセンスがたっぷり隠された魅力的な絵は、キルシ・クンナスの、生き生きとしたリズミカルな詩に、ぴったり合っています。ヴオリがイラストを手がけた主な作品には、子ども向けの美術ガイドや、フィンランドの著名な芸術家をわかりやすく紹介したユニークな本などがあります。また、日本語訳も出版されている絵本『Sika』(邦題『ぶた』)ではヴオリ自身がテキストも書いています。(参考:フィンランド・ナショナル・ギャラリー、アテネウム美術館 "Ateneum for children":ユリア・ヴオリのイラストによる子ども向けガイドブック『Tunnetko?』をベースにした楽しいページです) (古市真由美)